廃棄物処理法に基づき、新たに廃棄物処理業の許可を取得しようとする場合は適正な処理を行うために専門知識と技能を習得しなければなりません。
受講資格はありませんが、廃棄物処理業の許可を取得するのに要件があるので、そちらをクリアしなければ許可を取得することはできません。
新規講習の日程
1日目:9時~16時半
- 受付・開講式
- 行政概論
- 昼休み
- 行政概論
- 環境概論
2日目:8時半~17時
- 受付
- 安全衛生管理
- 業務管理
- 収集・運搬
- 修了試験
講習会の概要
- 問題の形式:◯✕方式と四社択一です。
- 出題数:35問(17問は行政概論)
- 試験時間:40分
- 判定基準:総得点の70%以上、行政概論の得点が70%以上、行政概論以外の得点が0点でないこと。(全てを満たすこと)
講習会の修了試験に合格すると、2週間ほどで修了書が交付されます。
法人の場合、受講できるのは代表者か、法人の役員となっているため、原則として勤務先に送付されます。
修了証を受け取ることができると許可の申請ができますが、欠格要件が定められているので、代表者や役員等が該当する場合は、許可を得ることができません。
講習会修了証の有効期限
新規講習会の修了証は有効期間が5年間ありますので、その間に新規の申請をすることが可能です。
修了書を紛失した場合は「日本産業廃棄物センター」で再発行の手続きができます。
講習会から許可申請まで
受講したい講習の受講日と会場を選定(全国で行われているので、どこで受講されても構いません)
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受講料の振込
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受講申込書の作成・郵送
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受講決定通知の受取
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講習会受講
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修了証の交付
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許可申請